リーダーは、部下に対してどういうところに注目するものか。部下の問題やできないことばかりに目がいっていないか。もっと、がんばっていることやできることに気づいてほしい。そうした内容について、島宗リーダー本による第190回目の引用である。
【引用はじめ】
部下のマネジメントに苦労している上司の方々の多くは、部下の「できないこと」に注意の大半を奪われています。
残りの半分は「できること」に目が向いているかというと、残念ながらそうではなく、できない理由を部下の能力や性格や態度に求めることに奪われています。個人攻撃の罠ですね。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.109 )
【引用おわり】
リーダーは部下のできないことに目がいきがちで、できることにあまり注目しない。それが、当たり前との姿勢になっている。これができないのは、消極的な性格だからなんて言ってしまう。あれもできないのは、勉強不足だからと決めつけたりする。そうした個人攻撃では、部下は育たない。リーダーが個人攻撃の罠にはまっていることが問題なのである。
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