部下の営業報告は下向いて小さな声で行われる。そのたびに、上司が「聞こえないぞ」と叱ったりする。周りは怪訝な表情をする。いつもこんな風が続く。本人はもちろん、周りも何とかしたいと思っている。どうすればいいか。そうした内容について、島宗リーダー本による第258回目の引用である。
【引用はじめ】
部下のプレゼンを迅速に改善するためには、標的行動を変えることです。
大きな声で話をするのが苦手なら、わかりやすく、説得力のある資料を事前に作り、会議で配布することに専念させることです。発言させるとしどろもどろになり、その結果、発言が弱化されてしまうという悪循環があるのなら、弱化されそうな発言はしなくても済むようにするという逆転の発想です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.134)
【引用おわり】
部下の営業報告がうまくいくようにしっかり準備して臨むようにすることである。資料を事前に作成して、自らリハーサルもして報告するようにするのだ。予測される質疑応答なども準備できれば完璧である。それによって、自信ある報告もできるはずだ。
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