部下の営業会議における報告がうまくいかない。そのためにどうするか。課題分析をしてみる。ABC分析によって明らかにしてみるのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第260回目の引用である。
【引用はじめ】
先行事象(A)「目標が達成できていないときに」「会議の前に」
→標的行動(B)「現状と打開策をわかりやすくまとめる」「想定される質問を考え回答を用意する」
→後続事象(C)【強化】「なるほど」(↑)【強化】「わかった。これでいこう」(↑)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.135)
【引用おわり】
目標が達成できてないとするなら、会議の前に、報告内容を準備するのである。営業活動に関する現状がどうなっているか、その現状に関してどんな打開策があるかを明確にするのである。そして、会議で想定されるだろう質問とその回答を用意する。営業会議では、その報告内容に関して、上司や同僚が、「なるほど」「わかった、これでいこう」と導くことができるようにするのだ。こうしたことを繰り返せば、報告することが強化されるようになる。
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