グローバル企業の製油所のコンサルタントでは、MAKE-ITモデルが用いられた。その第一段階として、MAKE-IT Clearで何が問題かを明らかにした。そうした内容について、島宗リーダー本による第348回目の引用である。
【引用はじめ】
全米でも有数の、世界各地に製油所を展開しているグローバル企業に対するコンサルテーションのケースが次のとおりです。
MAKE-IT Clearの段階では、コンサルタントが製油所のスタッフに聞き取り調査を行い、資料を調べ、炉の燃費を指標とするように提案し、受け入れられました。燃料費が製油所の総支出の50~60%を占めていて、改善の余地があり、コスト削減のターゲットとしては最適だったのと、技師や技師を監督する主任たちの取り組みが直接反映される指標であることがわかったからです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.179)
【引用おわり】
製油所にとって、燃料費の改善がコスト削減になることがわかった。その指標をいかにすべきか取り組む必要がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿