合併は社員にとって、メリットがあるか。そうでなければ、合併はうまくいかない。そうした内容について、島宗リーダー本による第367 回目の引用である。
【引用はじめ】
市場分析や財務分析によって大きなメリットがあると判断されたM&Aも、行動を無視すると失敗に終わる可能性が増えます。
会社にとってメリットがある統合だとしても、それだけで社員が行動するとは限りません。会社にとってのメリットが社員にとってのメリットにもなるように随伴性を設計し、具現化することが必要なのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.186~p.187)
【引用おわり】
社員が合併について十分理解して、合併することによって自分たちもメリットを受けることができれば、合併はうまくいく。社員の行動が合併を促す随伴性になるように組み立てるようにするのだ。
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