合併にはリスクが伴う。お互いの会社でやっていた仕事のやり方にこだわって、対立したりするのである。これによって業務にも支障をきたし、効率低下を生じたりする。そうした内容について、島宗リーダー本による第364 回目の引用である。
【引用はじめ】
合併には次のようなリスクも伴います。合併後に、社員がそれぞれ元の会社の仕事のやり方に固執し、対立してしまうことです。そして、そうこうしているうちに、業務でミスが多発したり、顧客や取引先とのやりとりが遅れたりして、事業パフォーマンスが低下してしまうのです。
合併とは、走っている車のタイヤを走りながら交換するようなものだと言われるように、迅速な移行が成功の鍵です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.185)
【引用おわり】
合併を成功に導くためには、社員一人ひとり互いのやり方をいかに理解できるかにかかっている。結局、社員の行動の総和がうまく機能するようにしなければならないということだ。一つひとつの不満を解決する随伴性が必要である。
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