合併後に、互いの会社の違いが強調されて問題が生ずる。ネガティブな批判が繰り返されるようだと合併の意義が失われる。そうしたことがないようにするにはどうするか。そうした内容について、島宗リーダー本による第359回目の引用である。
【引用はじめ】
合併前に別会社にいた現在の同僚について、「彼ら」と話し始めるときは、仕事のやり方や考え方の違いについて、どちらかというとネガティブに批判することが多いときではないでしょうか。
「彼らはいつもああだよね」とか「あの人たちのやり方でうまくいくはずないじゃないか」とは―。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.183)
【引用おわり】
別会社だった人たちが、相手のことを「彼ら」と呼んでいたのでは、会社が一体となって物事に取り組むこともできないだろう。多少の違いを乗り越えて、互いが協力し合う姿勢を作り上げる必要があるのだ。
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