部下が書類の処理にとまどって、うまくできない。どうすればいいか。まずは書類の処理をする目標を明確に決めるのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第13回目の引用である。
【引用はじめ】
上司と部下が、毎朝三分間のミーティングをして、その日の仕事の目標を決めた。そして次の朝には前の日の目標達成を確認した。見積書、請求書、顧客カードなど、書類にはいくつか種類があり、処理にかかる手間が違うので、見積書は3点、請求書は4点、顧客カードの入力は6点というようにポイント制で計算し、目標の達成を判断することにした。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.11)
【引用おわり】
書類をどのように処理すればよいかを決めて、それがうまくできたかどうかがわかるようにする。目標の達成度を点数化して、どのぐらいできたかを明らかにしたのである。こうすることによって、部下の書類処理に対する仕事への意欲を高めるようにしたのである。
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