仕事の効率を上げるには、どうするか。明確な標的目標を定めることである。そして、その標的行動が達成されたら、その直後に褒めるのだ。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第12回目の引用である。
【引用はじめ】
大学の事務員が入試関係の書類を処理する量を数倍にした実践研究がある。
毎朝、その日に処理する書類の数の目標を決めて、達成したら上司が褒める。
一日に2~3回、上司が仕事ぶりを誉めるということである。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.10)
【引用おわり】
書類を処理するのに手間がかかり、時間を要していて、さらに間違いもたびたび見られた。それをどのように解決すればいいか。何が問題になっているのか、その問題把握が明確になっていなければならない。目標も現状に即したものにする。そして、目標が達成できたら直ちに褒めることを忘れてはならない。
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