行動を制御するには、いくつかの原理がある。今まで取り上げてきたものには、「強化の原理」「弱化の原理」「回復の原理」「消去の原理」があった。ここでは、「弁別の原理」を取り上げる。先行条件しだいで、行動が変わるものである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第20回目の引用である。
【引用はじめ】
弁別の原理が働くと、行動は先行条件によって起こったり、起こらなかったりするようになる。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.13)
【引用おわり】
先行条件が強化を促すものか、弱化を促すものかで、行動が変わる。これが「弁別の原理」である。
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