行動を変えようとするときは、ABC分析してみよう。行動の直前の「先行条件」と行動の直後の「結果」との関係がどうなっているかを明らかにするのである。それによって、原因の推定するのである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第9回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントを始めるときは、まず現状のABC分析をするのが大切だ。問題の原因を推定できるからである。次の図がそのことを示している。
仕事のやり方を知らなかったり、何がどれだけ期待されているのか分からなくて仕事の成果が上がっていないことが多い。この場合は、仕事のやり方をわかりやすく教えたり、期待していることを紙に書いたりすればいい。チェックリストはその一例だ。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」1999年 開成出版刊、p.9)
【引用おわり】
仕事のやり方が分からなければ成果は当然上がらない。どんなことが分からないのか明確にすることが第一歩である。その場合は、個人に合った分かりやすいやり方で教える必要がある。
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