専門の支援者を育てる話の40回目。
支援者として「豊かな人間性」を支える専門スキルとして「社会的スキルを得させる」ことが大事である。
そのことに関して、川村隆彦氏(2006年)は次のように主張する。
【引用はじめ】
社会的スキルとは、人が社会のなかで生きていくうえで、必要とするさまざまな能力である。
社会的スキルを得させるためには、人々に数々の体験をさせ、外的にも内的にも刺激を与えることで、彼らがもっている資質や能力をさらに引き出し、磨いていく必要がある。
社会的スキルは、一人で考えて得るのではない。
他者とのぶつかり合いから学ぶものである。
(川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則」p.169、2006年、中央法規出版刊)
【引用おわり】
他者とのかかわりで学ぶのが社会的スキルである。
社会的スキルは人同士の直接的関係によって学ぶものだ。
その学びが成長発達を促す。
学びはさらに大きな学びにつながり、より高度な社会スキルを得ることになる。
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