「専門の支援者を育てる話」ということで、46回のシリーズとなった。
川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則」2006年、中央法規出版刊の紹介である。
福祉サービスに携わる人にとって、良書といえる。
支援者のプロを目指す人たちには、座右の書となるものだ。
迷ったとき、困ったときなど本書をパラパラとめくるとヒントが見いだせる。
難しい局面にあるとき、あきらめずもう一度取り組もうとする意欲が出る。
おすすめの本だ。
特に、「深く考えよう」という項目がいい。
支援の「原則」に対して、自分なりにどのように考えるべきか、質問がいくつも述べられている。
その質問に対する答えは、自分で考えなければならない。
自分に合致した考え方、方策を見出す必要がある。
本書を自分なりにカスタマイズして実践につなげる仕掛けになっている。
著者は読者に対して、本物のプロを目指す支援者を期待しているのである。
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