2019年10月1日火曜日

プランニング=将来像を見据える力

 専門の支援者を育てる話の31回目。
 「豊かな人間性」を支える専門スキルとして「プランニング=将来像を見据える力」が大事となる。
 そのことに関して、川村隆彦氏(2006年)は次のように主張する。

 【引用はじめ】

 支援者には、利用者の将来像を見据える力が必要である。
 それは利用者の現在の地点にいっしょに立ち、そこから1年後、あるいは5年後、10年後を眺め、どのような場所で、どのような生活をしていることが、最もその利用者にとって利益となるかを見通す力である。    
 
 (川村隆彦著「支援者が成長するための50の原則」p.122、2006年、中央法規出版刊)

 【引用おわり】

 支援者は、利用者の実態をよく知り将来どのような姿が望ましいか計画を立て対応すべきである。
 利用者が将来どうあるべきか現実的な計画の立案である。
 そうした将来を見通す力を養うことは、支援者の専門スキルを高めるものといえる。
 
 

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