2019年10月17日木曜日

企業は人なり

 前回の投稿で、「川村隆彦著『支援者が成長するための50の原則』2006年、中央法規出版刊」を46回にわたって紹介し、そのことで、区切りをつけた。
 「専門の支援者を育てる話」だった。
 内容的には、支援者が大事にしなければならない心構えが述べられた。
 
 これから紹介するのは、「リーダー論」であり、リーダーとしての具体的な行動のあり方を述べた著書である。
 必要とする支援者には、実際の現場において活用がしやすい内容である。
 まず、以下において、「人の重要性」を強調している。 

 【引用はじめ】

 「企業は人なり」とは、社員を育て、社員の能力を最大限に活かすことが経営者の役割です。
 これは、松下幸之助氏の名言。

 ヒト、モノ、カネの経営資源のうち、最も伸び代が大きいヒトに着目すべきです。

  人は宝であります。
 それを人財としてうまく活かせるか、宝の持ち腐れにしてしまうかは、経営者の手腕にかかってくるという認識です。     
   
 (島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.17、2015年、日本実業出版社刊)

 【引用おわり】

 組織において、そこで活躍する人を、単なる人在や人材でなく、人財にするのが経営者やリーダーである。
 それがあって始めて、組織が活性化する。
 リーダーはそのためどのような関係を築かなければならないか。
 このことを、上記の島宗理本から学ぼうと思う。

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