リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
リーダーのネガティブな対応が続くことで、組織の雰囲気がピリピリしてしまう。
常に職員がリーダーとの対応において、緊張状態をつくってしまう。
職員のメンタルヘルスにとって極めて良くない。
それについて、島宗理氏は、「メンタルヘルスの改善」を図ることを、以下のように提案する。
島宗理氏のリーダー論からの第56回目の紹介である。
【引用はじめ】
組織の中の雰囲気、企業風土というのがあります。
嫌子を使ったマネジメントから、好子を使ったマネジメントへの転換です。
それにより、社員のメンタルヘルスが改善されます。
気持ちよく、楽しく仕事ができるようになるだけでなく、休職率や転職率が低下することで、人事のコストも削減されます。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.226、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
リーダーは職員の良好な点に着目することが求められる。
あれもダメ、これもダメとダメ出しだけでは、職員の意欲を低下させてしまう。
職員のより良い行動を認め、少しでも業績向上に結びつける対応が大切である。
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