2019年12月13日金曜日

メンタルヘルスの改善

 リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
 リーダーのネガティブな対応が続くことで、組織の雰囲気がピリピリしてしまう。
 常に職員がリーダーとの対応において、緊張状態をつくってしまう。
 職員のメンタルヘルスにとって極めて良くない。 
    
 それについて、島宗理氏は、「メンタルヘルスの改善」を図ることを、以下のように提案する。
 島宗理氏のリーダー論からの第56回目の紹介である。

 【引用はじめ】

 組織の中の雰囲気、企業風土というのがあります。
 嫌子を使ったマネジメントから、好子を使ったマネジメントへの転換です。
 それにより、社員のメンタルヘルスが改善されます。
 気持ちよく、楽しく仕事ができるようになるだけでなく、休職率や転職率が低下することで、人事のコストも削減されます。
 
  (島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.226、2015年、日本実業出版社刊)

 【引用おわり】

 リーダーは職員の良好な点に着目することが求められる。
 あれもダメ、これもダメとダメ出しだけでは、職員の意欲を低下させてしまう。
 職員のより良い行動を認め、少しでも業績向上に結びつける対応が大切である。

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