リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
リーダーは、職員の行動が期待どおりになるように工夫する。
リーダーにとって、うまくいったといえるような介入を行えるようにするのだ。
そのことについて、島宗理氏は、「リーダーの行動を強化されやすくする」と、以下のように指摘する。
島宗理氏のリーダー論からの第46回目の紹介である。
【引用はじめ】
リーダーは、リーダーの行動が強化されるように、成功する確率が高い目標や介入を選ぶことです。
リーダーがそのような目標や介入を自分自身で考え、決められるように、リーダーの行動に対する先行事象を最小に、後続事象を最大にします。
締切を設定すると、行動は締切の直前に最も起こりやすくなります。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.168~p.169、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
リーダーは、職員が期待どおりに行動してくれることを望んでいる。
それも、リーダーの意を汲んで(先行事象を最小に)行動できるようになることだ。
職員の適切な行動に対して、リーダーはよくやったことをしっかり伝える(後続事象を最大に)のである。
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