2019年12月7日土曜日

期待する行動を見える化

 リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
 リーダーが職員に対して行動を単に褒めたからといって、期待どおりの行動が生ずるわけではない。
 それなりの手立てと工夫が必要である。
  
 そのことについて、島宗理氏は、「期待する行動を見える化」することだと、以下のように指摘する。
 島宗理氏のリーダー論からの第49回目の紹介である。

 【引用はじめ】
 部下への期待を行動化、焦点化します。
 それには、成果のコミュニケーション(何を、どれだけ・量、どのように・質、いつまだに・期待)にもとづいて明確に伝えます。
 そして、標的行動を記録し、見える化すれば、ほとんどの場合には正の強化として作用します。

  (島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.199、2015年、日本実業出版社刊)

 【引用おわり】

 リーダーは、職員に対して期待することを行動化、焦点化することが大事である。
 さらに、その成果をグラフなど記録して、見える化することだ。
 成果の変化や実態を明らかにすることになる。

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