リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
リーダーは、職員に対してあいまいでおおざっぱな指示を出してしまう。
そのことで、期待通りのことでなかったため、職員に対して否定的な反応をしてしまう。
職員は、委縮することだってある。
そのことについて、島宗理氏は、「不明瞭な指示は消去や弱化につながる」と、以下のように指摘する。
島宗理氏のリーダー論からの第45回目の紹介である。
【引用はじめ】
指示を出したのに、部下からの反応が薄いときには、以下のような随伴性がないかどうか疑ってみて下さい。
先行事象(A)=「提案して」と言われ
↓
標的行動(B)=業務改善の提案をする
↓
後続事象(C)=そうじゃないんだ(↓)
わかってないな(↓)
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.168、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
リーダーは、職員が理解できるような指示でなければ期待する内容のものにはならない。
それも、りーだーの力量にかかっている。
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