リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
リーダーにとって大事なことは、職員に対して、ポジティブな行動に努めることである。
そのためにはどうするといいか。
そのことについて、島宗理氏は、「期待すべきことの行動化と焦点化」について、以下のように指摘する。
島宗理氏のリーダー論からの第52回目の紹介である。
【引用はじめ】
リーダーは、部下への期待の行動化と焦点化に努めることです。
個人攻撃の罠にはまっているうちは、「あいつは~をしない」や「あの人は~ができない」など、部下のマイナス面ばかりが目についてしまいがちです。
部下への期待を「~する」という具体的な行動として書き出すと、部下のプラス面に気づきやすくなります。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.225、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
リーダーは、職員に対して、「~しない」といったマイナス面に注目しまう傾向がある。
それを、「~する」とプラス面をみるようにする。
逆の見方をすることによって、新しい展開を図るのである。
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