リーダーの行動は、組織の業績に大きく影響する。
リーダーにとって、職員の業績が向上する働き方がなされるかどうかである。
褒めたつもりでも、職員の業績に変化をもたらさなければ、それは単なるおだてとしか言えない。
そのことについて、島宗理氏は、「おだては強化にならない」があると、以下のように指摘する。
島宗理氏のリーダー論からの第50回目の紹介である。
【引用はじめ】
言葉でいくら褒めても、それが仕事や業績とは無関係なら、おだてているのと同じです。
部下もそれに気づきますし、強化にはなりません。
反対に、業績と直結する標的行動の実行や上達を褒めるのであれば、そうした褒め言葉は好子として機能します。
(島宗理著「リーダーのための行動分析学入門」p.200、2015年、日本実業出版社刊)
【引用おわり】
職員はおだてを直感的に察知する。
表面的なおだて言葉で職員の行動が変わるものでない。
業績に影響するリーダーの対応がなければならないのだ。
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