行動を変えるには、行動の直後に褒めることである。
それについて、舞田氏は、「人ではなく行動を褒める」ことが重要と、次のように指摘する。
舞田氏による著書の紹介は第47回目である。
【引用はじめ】
行動の直後に好子を出現させたり、嫌子を消失することである。単に、好子を出現させるだけでは強化にならない。単に、誉め言葉や励ましの言葉をかけるだけでは強化とは言わない。何らかの行動をした直後に、褒めたり、励ましたりするのでなければ、相手の行動を変えることはできないのである。随伴性は人を変えるのではなく、行動を変える。だから、人ではなく、行動を褒めねばならない。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.112、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
人を変えるなんてできないことである。そんな風に考えるべきでない。我々はもっと謙虚になるべきだ。せいぜい、相手の行動を変えることならできると。それも限界がある。
相手の行動の直後に褒めるとか、励ますとか適切にしないとだめだから。
人を変えるなんてできないことである。そんな風に考えるべきでない。我々はもっと謙虚になるべきだ。せいぜい、相手の行動を変えることならできると。それも限界がある。
相手の行動の直後に褒めるとか、励ますとか適切にしないとだめだから。