職員がいきいきとよい仕事をしている組織とは、どうなっているか。
それについて、舞田氏は、「エンゲージメント」という指標を使って、以下のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第26回目である。
【引用はじめ】
社員がいきいきとよい仕事をしている状態をエンゲージメントが高いという。社内外で自分の会社や仕事のことをよく言っているか、それとも愚痴や文句ばかり言っているか。これはエンゲージメントを端的に示す指標の一つ。
上司の前では従順でいながら陰では不平を言う、いわゆる面従腹背もエンゲージメントが高いとはいえない。
ただ命じられたことや役割に書かれていることしかしないという人の集団は、組織としてエンゲージメントが高いとはいえない。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.38~p.39、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
組織として、いい状況にするためには、エンゲージメントを高める必要がある。
職員が自分の属する事業所や仕事のことをよく言う。肯定的にとらえている。
リーダーを信頼し、リスペクトしている。仕事に積極的で常に工夫と改善に努めている。
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