リーダーは、職員の適切な行動を引き出すことが重要である。
それには、職員に対する「笑顔と感謝」が効果的である。
そのことについて、舞田氏は、「笑顔と感謝を効果的に使う」として、次のように説明する。
舞田氏による著書の紹介は第43回目である。
【引用はじめ】
優れたリーダーは、笑顔と感謝を効果的に使う。そして、いつでもそれができるよう、笑顔と感謝を日常から怠らない。自分の機嫌がよいときだけ笑顔になれるというのでは、人の上に立つものとしては失格だ。
そして笑顔と感謝は非常に優れた好子だ。なぜなら、いつでも、どこでも、行動のまさに直後に与えることができるからだ。リーダーは相手のどのような行動を引き出すことが重要かを考え、それを自然な好子で強化していくことを何より考えなければいけない。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.90~p.91、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
リーダーの職員に対する「笑顔と感謝」は、適切な行動の直後に行うことができる。
好子としての機能を果たすのに有効だ。
職員の適切な行動を増やすことに役立つ。
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