2020年1月5日日曜日

行動随伴性の枠組みで行動を改善する

 ミーティングなどにおいて、職員の発言を増やすには、リーダーなどの職員に対する発言直後のリアクションが重要である。
 行動と行動直後の状況変化といった枠組みを「行動随伴性」という。

 そこで、舞田氏は、「行動随伴性」を、次のように定義する。  
 舞田氏による著書の紹介は第21回目である。

 【引用はじめ】

 行動随伴性とは、「行動と行動直後の状況の変化との関係で、行動の原因を解明し、行動を改善するための枠組み」。
  
  (舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.32、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 「行動随伴性」によって、行動の変化を解明しようとすることは、とてもわかりやすい。
 行動の改善にも効果的である。
 単純すぎて疑問を持ってしまうかもしれないが、実際的である面がすぐれている。

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