行動随伴性を分析するとき、有効な道具が随伴性ダイアグラムである。
直前、行動、直後の三つの項目を順番に並べて図示する。
それについて、舞田氏は、「ダイアグラムの書き方」を、次のようにするのがいいと述べる。
舞田氏による著書の紹介は第29回目である。
【引用はじめ】
ダイアグラムの書く際は、「行動」の項目から始める。
例えば、行動の項目に、「職員が定時退社の準備をする」と書き入れる。
(直前) リーダーが睨んでいない
→(行動) 職員が定時退社の準備をする ↓ 弱化
→(直後) リーダーが睨んでいる
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.50、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
随伴性ダイアグラムは、行動の直前と直後の変化を視覚的にとらえることができるようにするのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿