ダイアグラムを書くとわかりやすい。
それについて、舞田氏は、「4つの基本随伴性」があると、次のように述べる。
舞田氏による著書の紹介は第32回目である。
【引用はじめ】
「4つの基本随伴性」とは、好子出現の強化、好子消失の弱化、嫌子出現の弱化、嫌子消失の強化である。
行動の原因を理解するには、次のようにどの随伴性で制御されているか判断する。
- 行動は「強化」されているのか、「弱化」されているのか判断する
- 直前から直後の変化は「出現」か、「消失」か判断する
- 出現もしくは消失したものが、「好子」か「嫌子」か判断する
行動は随伴性で制御されているのだから、行動を変えるには随伴性を変えればよい。
(舞田竜宣+杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.54~p.55、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「4つの随伴性」で行動を見れば、行動がいかに制御されているか、よくわかる。
- 好子が出現すると強化
- 好子が消失すると弱化
- 嫌子が出現すると弱化
- 嫌子が消失すると強化
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