人の行動も組織の文化も変えることができる。
そうしたことを行動理論に基づいて述べてきた。
舞田氏の著書、「行動分析学マネジメントの詳細目次1」は、次のようになっている。
舞田氏による著書の紹介は第149回目である。
【引用はじめ】
序 章 今こそ組織・人材マネジメントに「行動の科学」を
1 行動分析学とは何か
2 行動上の問題の原因は何なのか
3 行動の真の原因は行動の直後にある
第1章 褒めてやらねば、人は動かず
好子による強化と弱化
ケース ポジティブな反応がポジィティブな集団を作る
1 あの会議で何が起こったのか
2 行動の原理に基づいたテクニック
第2章 鬼の上司が会社を伸ばす?
嫌子による強化と弱化
ケース 上司の何気ない言動が部下の士気を落としている
1 問題の捉え方 標的行動の定義
2 随伴性ダイアグラムの書き方
3 嫌子消失の強化
4 四つの基本随伴性
5 嫌子による行動の制御の危険
6 それでも人は嫌子を使う
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.5、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
褒めることを重視するのが、行動分析学の核心である。
いかに褒めるか、どのように褒めるべきかを追求する。
叱られて育つという反論もあるが、それは本当か。
結局は、叱られないようにすることで行動している。
ネガティブな行動になっていて、叱られなくなれば元に戻ってしまう。
行動分析学は、長続きするポジィティブな行動のあり方を推進するものである。
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