人の行動も組織の文化も変えることができる。
そうしたことを行動理論に基づいて述べてきた。
舞田氏の著書、「行動分析学マネジメントの詳細目次3」は、次のようになっている。
舞田氏による著書の紹介は第151回目である。
【引用はじめ】
第6章 「頑張れ」というだけでは業績は上がらない
課題分析
ケース ターゲット行動を絞り込め
1 課題分析とは何か
2 行動の科学とその実践:行動と所産
3 パフォーマンス・マネジメント
第7章 ハイパフォーマンス集団の作り方
シェイピング
ケース 短期間で強い営業組織を作る
1 高度な行動を早く形成する
2 シェイピングの手順
3 シェイピングは「甘やかし」ではない
4 シェイピングの秘訣
第8章 「勝ち味」を覚えさせよ
チェイニング
ケース 自信を持たせる仕事のさせ方
1 「10年かけて一人前」では間に合わない
2 チェイニングとは
3 チームワークの重要性
4 新しい行動を身につける五つの手法
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p6~p7、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
新しい行動を身につけるといっても、その一連の行動が複雑にからみあっているため、簡単には取り組めない。
そこで、取り組みやすく行動を分解するのである。
複雑な行動の構成要素を分解し、段階的に組み合わせる。
さらに、そのプロセスを連続的につながって行えるようにする。
難しい課題もこのように小さい要素に分けることで、容易に取り組みやすくなり、継続的に行えるようになるのである。
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