2020年5月18日月曜日

行動分析学マネジメントの詳細目次3

 人の行動も組織の文化も変えることができる。
 そうしたことを行動理論に基づいて述べてきた。
 舞田氏の著書、「行動分析学マネジメントの詳細目次3」は、次のようになっている。 
 舞田氏による著書の紹介は第151回目である。

【引用はじめ】


 第6章 「頑張れ」というだけでは業績は上がらない
  課題分析 
  ケース ターゲット行動を絞り込め
   1 課題分析とは何か
   2 行動の科学とその実践:行動と所産
   3 パフォーマンス・マネジメント
   
 第7章 ハイパフォーマンス集団の作り方
   シェイピング
   ケース 短期間で強い営業組織を作る
    1 高度な行動を早く形成する
    2 シェイピングの手順
    3 シェイピングは「甘やかし」ではない
    4 シェイピングの秘訣
    
  第8章 「勝ち味」を覚えさせよ
   チェイニング
   ケース 自信を持たせる仕事のさせ方
    1 「10年かけて一人前」では間に合わない
    2 チェイニングとは
    3 チームワークの重要性
    4 新しい行動を身につける五つの手法
 
  (舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p6~p72008年、日本経済新聞出版社刊)

【引用おわり】

 新しい行動を身につけるといっても、その一連の行動が複雑にからみあっているため、簡単には取り組めない。
 そこで、取り組みやすく行動を分解するのである。
 複雑な行動の構成要素を分解し、段階的に組み合わせる。
 さらに、そのプロセスを連続的につながって行えるようにする。
 難しい課題もこのように小さい要素に分けることで、容易に取り組みやすくなり、継続的に行えるようになるのである。

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