2020年5月19日火曜日

行動分析学マネジメントの詳細目次4

 人の行動も組織の文化も変えることができる。
 そうしたことを行動理論に基づいて述べてきた。
 舞田氏の著書、「行動分析学マネジメントの詳細目次4」は、次のようになっている。 
 舞田氏による著書の紹介は第152回目である。

【引用はじめ】


 第9章 裏表のない組織を作る
  刺激弁別 
  ケース 「人見知り」はなぜ起きる?
   1 先行刺激による行動の制御
   2 相手によって態度を変える理由
   3 裏表のある性格
   4 行動のABC分析
   5 行動を制御する随伴性は一つではない
   
 第10章 お互いの悪い癖を直す
   プロンプト、代替行動
   ケース ゲーム感覚で楽しく克服
    1 適切なタイミングで行動を起こす方法
    2 プロンプトのタイプ
    3 フェイディング
    4 癖を直すさまざまな技法
    
  第11章 表彰制度はこう変えよ
   好子の種類
   ケース 全員参加で選び選ばれる
    1 組織行動のマネジメントシステム
    2 生得性好子と習得性好子
    3 トークン
    4 表彰制度の心理学
 
  (舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p72008年、日本経済新聞出版社刊)

【引用おわり】

 行動の直後に何が起こっているか。
 それに着目するのが、行動分析学である。
 行動の原因の多くは、行動の直後に起こる結果が左右する。
 例えば、会議の席で自分の意見を言うと、賛同してくれる。
 そうすれば、意見をいう回数が増える。
 逆に、自分の意見を言うと、反論される。
 意見が通らないなどが繰り返されると、意見を言うことが少なくなる。
 そうしたことの積み重ねが私たちの行動傾向を決定するのだ。

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