社員の行動に問題があれば、企業活動がうまくいかない。
その解決をどうすればよいか。
そのために、系統性のある手立てが用いられてこなかったケースが多かった。
試行錯誤の連続だったのでないか。
それについて、再び舞田本を引用して解明したい。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で160回目となる。
【引用はじめ】
企業は社員によって構成されている。
社員の行動の集積が企業活動そのものである。
したがって、企業組織マネジメントの究極の課題は、社員、すなわち、人間の行動の問題といってよい。
しかし、現実の企業において、問題解決手段の導入実態を見ると、安直な他社の真似や流行の手法といった思いつき的なアプローチが、現場を混乱させていることも多い。
そこに、科学は存在しない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」 p.10、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
現場をあまり混乱させず、問題を解決する手段が必要だ。
行動にも科学があることを知り、それを活用する必要がある。
問題に対して体系だった対応により、自信をもって対処する方法である。
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