自己強化として使える「好子」には、「もの」「行動」「フィードバック」などがある。
さらに、自らを褒めるなども好子として使うことができる。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で349回目となる。
【引用はじめ】
望ましい行動が一つ達成できるたびに、自分で自分を褒めた。
褒めたり、認めてあげたり、笑顔見せることを社会的好子という。
社会的という意味は、「人間関係に関わる」ということだから、社会的好子は本来は他者から与えられものである。
しかし、他者から与えられる社会的好子がすでに機能している人にとっては、それを自分で代行することも可能である。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.284、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
スポーツ選手が勝利をかちとったりすると、ガッツポーズをする。
あれも一種の社会的好子である。自らを褒めている。「やった」と素直に表現している。自らの努力を褒めたたえているのだ。
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