ルールには従いやすいものと従いにくいものとがある。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で369回目となる。
【引用はじめ】
- 従いやすいルール 一回の行動に随伴する結果が適切な大きさで、確率が高ければそのルールは従いやすい
- 従いにくいルール 一回の行動に随伴する結果が小さすぎたり(累積的にしか表れない)、確率が低すぎたりするとそのルールは従いにくい
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.326、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「従いやすいルール」は、「この店のケーキおいしいよ」と言われて、おいしかったら続けてそのケーキ屋に行くようになるということである。
「従いにくいルール」は、ダイエット中なのに一口ぐらいケーキ食べても大丈夫という具合に、ケーキ食べることが制御できない。「ちりも積もれば山となる」や「私だけは大丈夫」ルールでは、目指す行動を制御できないのである。
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