「行動の自己管理」の手順として、1.「標的行動を定義する」、2.「行動を記録する」、3.「ベースラインをとる」、4.「グラフをつける」のである。
次の手順としてはどうするか。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で343回目となる。
【引用はじめ】
ベースラインが記録できたら、人為的に作った「新しい随伴性を導入する」。
営業マンの場合なら、標的行動ができるたびに自己強化する。
グラフは書き続け、行動がどのように変化するか確かめる。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.281、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
営業する場合、「訪問先に挨拶する」、「次のアポを取る」、「商品内容を説明する」、「契約条件を聞き出す」など、それぞれの営業プロセスが達成できる自己強化による随伴性を導入する。
新しい随伴性を導入していくことで、「受注」までこぎつけるのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿