2020年12月14日月曜日

オペラント行動とレスポンデント行動

 行動を二つに分類して理解する考え方がある。行動の原因をどう考えるかの違いである。 

 それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で353回目となる。

 【引用はじめ】 

 行動を二つに分類する考え方がある。

 オペラント行動とレスポンデント行動の二つである。

 二つの違いは、行動の原因についての考え方である。

 オペラント行動の原因は、行動の直後の状況の変化にある。

 一方、レスポンデント行動の原因は、行動に先行する環境内の刺激である。

 つまり、オペラント行動とレスポンデント行動では、行動と原因の時間的順序が逆になる。

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.297~p.298、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 行動の原因はどうなっているかによって、行動の捉え方が異なる。

 行動に先行する刺激が原因のものをレスポンデント行動とよぶ。

 行動の直後の状況の変化が原因なものを、オペラント行動という。

 

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