行動を二つに分類して理解する考え方がある。行動の原因をどう考えるかの違いである。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で353回目となる。
【引用はじめ】
行動を二つに分類する考え方がある。
オペラント行動とレスポンデント行動の二つである。
二つの違いは、行動の原因についての考え方である。
オペラント行動の原因は、行動の直後の状況の変化にある。
一方、レスポンデント行動の原因は、行動に先行する環境内の刺激である。
つまり、オペラント行動とレスポンデント行動では、行動と原因の時間的順序が逆になる。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.297~p.298、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
行動の原因はどうなっているかによって、行動の捉え方が異なる。
行動に先行する刺激が原因のものをレスポンデント行動とよぶ。
行動の直後の状況の変化が原因なものを、オペラント行動という。
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