「行動の自己管理」の手順として、1.「標的行動を定義する」、2.「行動を記録する」、3.「ベースラインをとる」、4.「グラフをつける」、5.「新しい随伴性を導入する」のである。
「新しい随伴性を導入」しても、行動が変化しなかったらどうするか。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で344回目となる。
【引用はじめ】
せっかく工夫して人為的な随伴性も効果があまり見られないこともある。
何日か続けても行動に変化がないようなら、さらに工夫して随伴性を改良する。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.281、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「新しい随伴性を導入する」としても、行動が変わらない。
その随伴性では効果がないと判断して、別の随伴性を導入することである。
新たな随伴性によって、行動が変化するかどうか試す必要がある。
一度決めたら同じ随伴性でなければならない必要はない。
より良い随伴性を試みることである。
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