自分がやるべき「標的行動を定義」することが一番目にしなければならない。
その次がその行動がどの程度できているか記録することである。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で340回目となる。
【引用はじめ】
行動を記録することは行動変容のために非常に重要である。
新しい随伴性を導入する前と後とで、どれだけ行動が変わったか確認する必要がある。
また、人間は自分のことは自分が一番よく知っていると思いがちだが、案外そうでもないことがある。
自分では気づかないうちに過大評価や過小評価をすることも少なくない。
実際、行動の記録をとればそれは明確になる。
だから、できるだけ負担をかけずに記録をとるための用紙を工夫してつくるとよい。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.280~p.281、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
「標的行動」がどのぐらいできているか、実際に記録してみないと正確にはわからない。
自分の印象だけで、少しできているとか、大体できているとかと大まかに感じているだけでは、正確なところはわからないからだ。
記録することで自分の印象とはかなり異なることがわかる場合が多い。行動の記録は重要である。
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