2020年12月13日日曜日

勝ち癖をつける

 初めから、うまくいかない、だめだとあきらめることをなんとかしたい。

 前向きに取り組むことができないのはなぜか。 

 それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で352回目となる。

 【引用はじめ】 

 メンタル・タフネスとは、前向きな気持ちと姿勢を身につけることである。

 スポーツのコーチングなどの「勝ち癖」をつけることとも言う。

 ビジネスにおいては、自分の目標を達成するとか、なりたい自分になるとかのために技術と精神を身につけることである。

 負け犬根性というのは、最初から「できない」「負ける」と思ってしまう。それは、過去の随伴性により作られてしまった後天的な習慣である。

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.288~p.289、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 何事も取り組む前から、うまくいかないんじゃないかと不安になってしまう。

 過去の随伴性によって失敗が続いたせいである。

 そうしたことをなんとかするためには、不安感情を徐々に減らす方策をとる必要がある。不安感の低い行動からだんだんと不安感の高い行動に慣れていく手法が使われる。 

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