タバコを1本ぐらい吸っても肺がんにはならないし、自分は大丈夫と思っている。ずっと吸い続けても元気な人はいっぱいいるのだから。
それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で367回目となる。
【引用はじめ】
禁煙も難しい。吸えば将来、肺がんになるリスクが増えるということは、人に言われるまでもなく十分知っているのに、どうしてもタバコがやめられない。吸った瞬間に快感が得られるという強化随伴性と、吸うと将来のリスクが高まるというルールとの「せめぎあい」になる。
けれど、タバコを吸えば必ず肺がんで命を縮めるのかというと、それは確率の問題だ。
もしも、ほぼ100パーセント肺がんになるということであるなら、喫煙行動にも歯止めがかかるだろう。
けれど「肺がんになる人もいる」ということでは、「私は大丈夫」という甘い考えを持つことをやめることはできない。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.325、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
タバコを吸って肺がんになる人は、運が悪い。私は肺がんになるはずがない。私の周りにはタバコを吸って肺がんになった人はいない。
そんな風に考えて、タバコを止めようとしない。禁煙をしたほうがよいとは健康によいとも思っているのだが、食後の一服は何にも代えがたい快感である。
0 件のコメント:
コメントを投稿