2020年12月24日木曜日

随伴性形成行動とルール支配行動

   行動を制御するのはどのようなものかによって、行動の特性を分類している。

 行動の直後による随伴性か、ルールによる制御かである。

 それについて、舞田本では以下のように述べる。舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で363回目となる。

 【引用はじめ】 

 人間の行動には、直後に現れる好子や嫌子が制御している行動と、ルールによって制御されている行動とがある。前者が随伴性形成行動であり、後者がルール支配行動である。

 随伴性形成行動 随伴性によって制御される行動

 ルール支配行動 ルールによって制御される行動 

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.322~p.323、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 私たちの行動を制御している原因は何か。二つの原因を想定している。

 行動の直後によって制御されているものがある。

 言語指示などのルールによって制御されているものもある。ルールーによって制御できるのは人間の特徴でもある。 

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