2020年12月7日月曜日

「もの」としての好子

 自己強化として使える「好子」にはどんなものがあるか。

 その一つとしての「もの」の好子について、舞田本では以下のように述べる。

 舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で346回目となる。

 【引用はじめ】 

 自分へのご褒美として、やるべきことができたときに、欲しいものを手に入れる。

 例えば、朝決めた時間に起きられた日だけ、アイスクリームを買うなどである。

 ものを好子に使うときは、自分が欲しいもののリストをあらかじめ作っておくとよい。

 やるべきことができたときだけそれを得られるようにするのだ。 

(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.283、2008年、日本経済新聞出版社刊)

 【引用おわり】

 ものを好子として用いる場合は、やるべき行動ができた直後が一番効果的である。

 好子になる「もの」だから、自分にとって好むもの、望ましいものであるのは当然である。 

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