自己強化として使える「好子」にはどんなものがあるか。
その一つとしての「もの」の好子について、舞田本では以下のように述べる。
舞田・杉山氏の共著書の紹介は、通算で346回目となる。
【引用はじめ】
自分へのご褒美として、やるべきことができたときに、欲しいものを手に入れる。
例えば、朝決めた時間に起きられた日だけ、アイスクリームを買うなどである。
ものを好子に使うときは、自分が欲しいもののリストをあらかじめ作っておくとよい。
やるべきことができたときだけそれを得られるようにするのだ。
(舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」p.283、2008年、日本経済新聞出版社刊)
【引用おわり】
ものを好子として用いる場合は、やるべき行動ができた直後が一番効果的である。
好子になる「もの」だから、自分にとって好むもの、望ましいものであるのは当然である。
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