勉強が好きになる子どもに育てたい。多くの親の願いである。「勉強しなさい」と口を酸っぱくして親が子どもに言う光景は日常茶飯である。それがなかなかうまくいかいない。どうしてだろう。
そのことについて、舞田本では次のよう説明する。その引用は第13回目である。
【引用はじめ】
「子どもが勉強しない」と嘆く親は、その勉強が子どもの好奇心を満たすものになっているか。
子どもの興味の対象は人それぞれであるのに、関心のないことを無理やりに勉強させても、好奇心が満たされて楽しい、という経験にはつながらない。
また、問題集を解かせるときでも、「答えは何だろう?」好奇心が、「答えが分かった!」という感激で満たされるには、問題が解けなければいけない。解ける問題をやらせることが大事なのであって、解けない問題ばかりやらせても、子供が勉強好きに育つことは考えにくい。
舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.22
【引用おわり】
子どもにとって、勉強が興味の対象となって喜んで取り組むものになっているか。問題集なども自ら取り出して、挑戦し続ける子どもか。
勉強が好きで好きでたまらない子どもにするには、それなりの戦略が必要ということである。親が頭ごなしに勉強を強制的してもそれが長続きしない。子どもが自ら勉強が好きになる戦略がなければならないのだ。
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