舞田・杉山氏の共著書の紹介は、前回までで通算で373回目となった。
人の行動や組織文化までを変える方法について学ぶことができた。
しかし、これを職場の中で、生活の中で、うまく取り入れて、望ましい行動を身につけ、望ましくない行動をなくすことができるようになったか。机上の空論で終わることのないようにしたい。
それには、やはり随伴性が重要だ。私たちの行動の直後にどのような好子や嫌子が出現したり消失するか。それによって、行動が強化されたり、弱化されたりするか。
また、それだけでなく、言語指示などによるルールなども強化や弱化の機能に役立つのである。実際、こうしたことを日々の活動に役立てたい。
そうすることが、職場の雰囲気を変え、自分のより良い行動に役立てることができる。
こうしたことの実施も随伴性を工夫する必要がある。
引用文献=舞田竜宣 + 杉山尚子著「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」2008年、日本経済新聞出版社刊
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