2021年1月6日水曜日

シンプルで効果がないと

  人の行動、自分の行動をコントロールする原理が分かれば鬼に金棒。それも分かりやすく、効果が目に見える。それを舞田竜宜氏は紹介してくれる。

 舞田本からの引用の第2回目である。

【引用はじめ】

 人の行動を決定づける原理は、行動分析学でいうところの「強化」「消去」「弱化」の3つしかありません。このたった3つの原理で、人のすべての行動は、分析し、予測し、制御できるのです。

 多くの人に使われるためには、少なくても二つの要素がなくてはなりません。その一つは、シンプルで分かりやすいということです。

 もう一つの要素は、効果が目に見えるということです。

 行動分析学は、仮説を立て、検証するということを、数値測定に基づいて行います。そのため、何をすれば人は最もよく変わり、何をしてもあまり効果がないのはなぜかが、実証的に研究されてきました。

舞田竜宜著、杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」(日本経済新聞出版社、2012年)、p.3~p.4

【引用おわり】

 舞田氏が行動分析学について、分かりやすく紹介してくれる。うれしいねえ。理解するのは時間かかるかもしれないが、ていねいに著書を読み込んでいきたいと思う。一つずつ理解しながら、自分にとって大事な仕事や生活の行動に応用したい。

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