ターゲット行動の実現のためには、その前後の関係に着目して、さまざま試みるのがABC分析だ。ここでは、「C:結果」に関して、いろいろアイデアを出してみようとしている。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第106回目である。
【引用はじめ】
「改善実施シート」の「C:結果」アイデア欄には、4つの視点から検討した評価を「◎・◯・△・✕」の4段階で記入していきます。
「C:結果」での取り組み事項の検討
- 「C:結果」アイデア➡上司に「報告ありがとう!」と言われる
- 楽しいかどうか ◎
- 負担は少ないか ◯
- 継続できるか ◯
- コストは少ないか ◯
2. 「C:結果」アイデア➡上司がうなずいてくれる
- 楽しいかどうか ◎
- 負担は少ないか ◯
- 継続できるか ◯
- コストは少ないか ◯
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.119
【引用終わり】
「口頭で上司に報告する」というターゲット行動を増やすために、「C:結果」に関してさまざま試みようとする。そのうち、どういうやり方が有効か考えている。
実際やってみて、「楽しい」「負担少ない」「継続できる」「コスト少ない」のがいい。そうしたやりやすいやり方を検討するのである。
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