「自律型社員」を育成する上で、やるべきことを「ビデオカメラテスト」でチェックする必要がある。
そのことについて、榎本氏は次のように述べる。榎本氏の著書からの引用は第115回目である。
【引用はじめ】
「自律型社員」をめざして、「積極的になる」「徹底する」「理解する」「身につける」などのような表現によって、いまからそれを一歩進んでやってみてください、といっても、何も行動レベルではやれない。
今、その場でできないことは、明日も明後日も、1年後もできません。ビデオカメラテストで、具体性をチェックすることは、一歩踏み出す行動にしておくという意味で、非常に重要なのです。
榎本あつし著「自律型社員を育てる〖ABAマネジメント〗」2017年(アニモ出版刊) p.132
【引用終わり】
「ビデオカメラテスト」でやるべきことをチェックすることは、具体的な行動が見える。何をすればよいかがわかる。やっているかやってないか判断できるのである。あいまいで何をしたらいいか分からないことがなくなる。そうした明確さが大事である。
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