子どもを勉強好きするには、子どもの興味関心にそったものでなければならない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第16回目となる。
【引用はじめ】
子どもの興味の対象は人それぞれであるのに、関心のないことを無理やりに勉強させても、好奇心が満たされて楽しい、という経験にはあまりつながらない。
また、問題集を解かせるときでも、「答えは何だろう?」という好奇心が、「答えが分かった」という感激で満たされるには、問題が解けなければいけない。つまり解ける問題をやらせることが大事なのであって、解けない問題ばかりやらせても、子どもが勉強好きに育つことは、考えにくい。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.22
【引用おわり】
子どもは、好奇心がかきたてられるものであれば、必然的にやろうとする。子どもの実情に即した内容でさえあれば、自発的に課題に取り組むようになる。難しすぎず、易しさすぎず、楽しい課題には自発的に挑戦するはずだ。
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