勉強好きの子にしたかったらどうするか。子どもの勉強している姿を見たら、すかさず褒めよう。それだけでなく、好奇心を満たすような内容を与えることも大事である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第14回目となる。
【引用はじめ】
強化の例
(直前)好奇心が満たされない⇒(行動)子どもが勉強する⇒(直後)好奇心が満たされる
勉強するのは褒められるからだけではないだろう。
たとえば新しいことを知るのが楽しいというのも、勉強の理由の一つである。新しいことを知りたいという好奇心は、人間が本来持っている欲求の一つであり、勉強することでそれが満たされれば心地よさを感じるから、勉強するという行動は強化されることになる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.21
【引用おわり】
新しいことを知ることは楽しいものである。そうした好奇心を満たせるようにする。そうすると、勉強好きの子にすることができる。好奇心を促すようにすることも考慮の一つとして必要である。
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