勉強好きの子にしたかったらどうするか。子どもが勉強していたら、それをすかさず褒めるのである。それも繰り返すといい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第13回目となる。
【引用はじめ】
強化の例
(直前)親の褒め言葉なし⇒(行動)子どもが勉強する⇒(直後)親の褒め言葉あり
子どもが勉強していたら、親が褒める。これは強化である。特に小さい子どもほど、褒められて嬉しいと思う気持ちは強いから、小さい子どもにこれをすると、勉強好きの子が育つ。もちろん、何度も褒めることが重要である。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.21
【引用おわり】
上記のやり方は単純でそんなことで「勉強好きの子」になるかと疑問を持つかもしれない。当然、そうしたやり方には工夫がいる。まずは、子どもが勉強していたら、その直後に褒めるのである。タイミングが大事である。また、子どもにとって褒められたことが分からなければならない。勉強することを肯定されたということが理解できることが重要だ。また、子どもが勉強するように仕向ける必要もあるかもしれない。そうしたポイントおさえたやり方をすれば、うまく「勉強好きの子」にすることができる。
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