子どもが勉強しない、部下が働かないことはとんでもないことだ。勉強することや働くことは当然のことである。こういってはばからない親や上司がいる。そういう態度だけでいいのか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第22回目となる。
【引用はじめ】
強化されない限り、人は動かないことを認識していない上司や親が多い。「給料をもらっているのだから、働くのが当たり前」という上司や、「子どもは勉強するのが仕事」という親は、自分が部下や子どもに対して強化しているか。
こうした建前論が、部下の強化を怠る上司や、子どもの強化を怠る親の、都合のよい言い訳になっていないか。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊) p.28
【引用おわり】
子どもは勉強するのは当然。部下は給料もらっているのだからそれ相当に働くべきだ。こう思いがちである。しかし、子どもに対して、部下に対して、適切な行動を強化もせず、建て前を言うだけでは動かない。人が動くよう強化すべきことは強化する必要がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿